佐賀県に本部のある「ダイレックス」の新しい店舗が、篠ノ井に準備中です。
【目次】
篠ノ井の新しい大型店
現地では、鉄骨の組み立ても進み、建物の位置や大きさがなんとなくわかるぐらいになっています。
4月に予定されていた地元説明会が新型コロナの影響で中止。替わりのモノクロ資料が新聞折り込みされましたが、相手が見えない中工事だけが進んでいる印象でした。
そして7月31日にスタッフ募集の折り込みチラシが入り、少し具体的に見えてきました。
＊チラシ掲載の地図は、建設中のお店の位置を間違えています。道路の反対側になっていますのでご注意ください。
7月31日の新聞折込チラシによると、「ディスカウントストア ダイレックス篠ノ井店」は9月下旬オープン予定、全国で300店舗目、長野県内で4店舗目になるとのこと。
場所は、県道77号沿いの、篠ノ井駅入口交差点から長野方面に向かったところ。篠ノ井の方なら「唐臼」とか、かつて「よかろう」（料理屋さん、のちに有料老人ホーム）、「イトウ精麦」があった付近、というとわかりますね。
その周辺のミニ開発がすすみ、アパート、介護施設、事務所やディスカウントストアーが次々建てられています。しばらく付近を通っていない方は、びっくりする変わりようです。
取扱品目は、日用雑貨、化粧雑貨、衣料品、文房具、日曜大工用品、ペット用品、カー用品、食品、家電製品、日配品、酒類、薬品.etc..とあります。
雇用創出に期待
量販店、ディスカウントストアは、私も利用することがありますが、自分自身が零細商店にかかわっている立場では、諸手を挙げて喜べない複雑な気持ちもあります。
しかし現在は新型コロナウィルス感染症の影響で、雇用情勢も厳しくなっているところ。まとまった人数の雇用が確保されるのはありがたいことととらえています。
交通への影響が課題
課題とみているのは交通に与える影響。
この県道は、現在片道1車線。お店ができるところは交差点ではありません。普段から少しつまり気味のところですが、お店への車の出入りが発生することで、通りずらさが増したり、事故の危険性が高まることが考えられます。
新しい大型店の立地により、買い物環境、人々の行動の変化も今後見ていきたいと思います。この地区には、近年ウエルシア薬局が2店舗出店したばかり。1店舗は直線距離300～400メートルぐらいでしょうか。もう少し周辺、でも車ですぐに行ける範囲には、ドラッグストア、日用品・お酒・家電の量販店等もあります。もちろん、篠ノ井駅周辺の「昔ながら」の商店街にも近いです。
選択肢が増えたりサービスが向上して買い物環境が良くなるのはよいですね。一方で、お店側が、互いにお客さんを取り合う中で疲弊しないことを祈ります。